「欲望に負けた」“パパ活”元大阪府警警視 初公判で起訴内容認める 10代少女にわいせつ行為の罪
いわゆる「パパ活」で出会った少女にわいせつな行為をした罪に問われている大阪府警の元幹部の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。
大阪府警生活安全特別捜査隊の警視だった辻本浩嗣被告（54）は、今年6月から7月にかけて、カラオケ店の個室で、12歳と13歳の少女2人に対し、体を触るなどのわいせつな行為をした罪に問われています。
辻本被告は、いわゆる「パパ活」目的でSNSを通じて少女らと会い、毎回1万円ほどの現金を渡していたことが分かっていました。
きょう（21日）の初公判で辻本被告は起訴内容を認め、「心から申し訳ない」と謝罪の言葉を述べました。また、検察官から「被害者が将来どうなるか、考えなかったのか」と問われると「そういう考えもあったが、欲望に負けてしまった」と話しました。
検察は拘禁刑2年を求刑し、判決は来月17日に言い渡されます。
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