ボウガンで親族4人殺傷事件 初公判で男は起訴内容認める 弁護側は「精神障害により心神耗弱」と主張
5年前、兵庫県宝塚市で親族4人をボウガンで撃ち死傷させた罪などに問われている男の裁判が始まり、男は起訴内容を認める一方、弁護側が責任能力について争う姿勢を示しました。
野津英滉 被告
「野津英滉です」
(Q:公訴事実について間違いありませんか?)
「はい」
午前10時、事件の裁判は、5年の時を経てようやく始まりました。
2020年、宝塚市の住宅街で起きた殺人事件。
丸井雄生 記者
「現場は閑静な住宅街で、今も物々しい雰囲気が続いています」
無職の野津英滉被告は、ボウガンを使って矢を撃ち、祖母と母親、弟の3人を殺害したほか、伯母を殺害しようとして大けがをさせた罪に問われています。
野津英滉 被告(逮捕時の調べに対し)
「家族を殺すつもりだった」
幼いころから精神障害があり、厳しい家庭環境の中で育ってきた野津被告。
母親からの愛情を受けられず、弟からも暴言を浴びせられるなどしたことで恨みを募らせ、家族4人を殺害して死刑になりたいと望んでいたといいます。
死亡した弟の知人
「(弟は)礼儀正しくて、子どもの面倒見もいい子。兄貴(野津被告)はうっとうしいと言っていた」
そして、野津被告が凶器として選んだのが「ボウガン」でした。
被告はナイフ2本を購入しましたが、その後、殺害に対する抵抗が少なく、殺傷能力が高いことなどを理由にボウガンを購入し、試し打ちを経て、犯行に使用していたというのです。
25日の裁判で、検察側は「凶器をインターネットで購入し、事前に試し打ちするなど計画性が高く、精神障害の重症度は高くない」として、完全責任能力が認められると指摘。
一方、弁護側は「事件当時、精神障害により心神耗弱だった」と主張しました。
事件を経て兵庫県では、ボウガンを所有するすべての人に届け出を義務付ける全国初の条例案ができました。世間を震撼させた被告の口から、今後の裁判で何が語られるのでしょうか。
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