増え続ける宅配物「置き配」標準化、手渡しに追加手数料も「宅配ルール見直し」検討 人手不足が深刻化

増え続ける宅配物「置き配」標準化、手渡しに追加手数料も「宅配ルール見直し」検討 人手不足が深刻化

増え続ける宅配物「置き配」標準化、手渡しに追加手数料も「宅配ルール見直し」検討 人手不足が深刻化

 万事屋うっちゃん ドライバー・四方冬千さん
「宅配便でーす。すみません。ありがとうございます。お荷物運びますね」

 インターネット通販が普及し、増え続ける宅配物。その上、業界の人手不足も深刻化していて、その貴重な労働力を奪っているのが…。

万事屋うっちゃん 四方冬千さん
「宅配便です」
「不在ですね」

 不在に伴って発生する「再配達業務」です。

 再配達される荷物は全体の約1割。この1割の荷物を再配達する労力は、年間でドライバー6万人分にのぼり、長時間労働を引き起こす原因になっています。

 宅配業界で厳しい状況が続く中、加速しているのが…いわゆる「置き配」を標準化する動きです。

 国土交通省は今年度中に再配達率を6%に減らそうと、「宅配ルールの見直し」に向け検討に入りました。

 家の前などに荷物を置く置き配を標準化し、荷物を手渡した場合には、追加手数料がかかるなどの新たな仕組みです。

 新たな宅配ルールについて、業界からは。

 万事屋うっちゃん 内田巧社長
「配達スピードが上がったりとか、 物流全体の持続可能性が上がったりとか、コスト削減だったりとか、置き配を選ばれる方が増えることによって、労働環境が良くなるのはすごくみんな期待しているので、 メリットもすごく大きいのではないかなとは期待している」

 しかし、置き配ならではの「壁」もあります。

 万事屋うっちゃん 四方冬千さん
「雨の時、置き配指定でも置けないので、雨がかかっちゃうし。オートロックのマンションで玄関前を指定されても、どうしてもインターホンを押しての配達になってくる。そこでいらっしゃらない場合は届けることができない」

 これまで通り手渡しの場合、追加手数料がかかる仕組みについて、利用者は。

 宅配利用者
「ちょっと、あれはやめてほしいですね。なかなか費用が掛かるので、できれば」
「よく、時間指定していなくて、再配達みたいな話も聞くので、 仕方ないなという部分もありつつ、難しい問題かなと」

 働き手の負担軽減と利用者の利便性の狭間で、宅配の未来はどこに向かうのでしょうか。
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