【万博】世界のパンが集結 各国の職人が“芸術的なパンのオブジェ”競うイベント 栄冠はどの国に?
(牧野天稀 記者)
パンのおいしそう~な香りが漂っている会場からお伝えします!
私が今いるのは西ゲート近くのイベント会場なのですが、長ーい列ができています。最後尾は一時、5時間待ちでした。
皆さん何に並んでいるのかというと…こちら! クロワッサンです。
早速いただきます。サクサクでバターの風味がきいていておいしいです。
というのも、こちらは国内外のトップレベルのパン職人が作ったパンなんです。
こちらの会場では、そんなパンをたくさん食べることができます。
きのう(4日)から2日間開催されている「ベーカリー・エキスポ・ジャパン」。
食パン、クロワッサンなどなじみのあるパンから、チーズなどを使用し、工夫を凝らしたパンまで、世界中のパン職人が作るパンを楽しむことができます。
また、同じ会場では、パンを巡る熱い戦いも繰り広げられました。その2日間の模様を取材しましたので、こちらをご覧ください。
◇◇◇◇
万博会場で、きのう(4日)開幕したのは、「ベスト・オブ・モンディアル・デュ・パン」。世界一のパン職人を決める大会です。
関西では初の開催で日本やフランスなど6つの国と地域の代表チームが参加。大会は2日間で行われ、9種類のパンを作り、その技術や味を競います。
日本代表は、千葉県の高橋佳介さんたち3人のチーム。高橋さんは一昨年、フランスで行われた大会で4位の成績を残しました。
大会2日目(5日)。一晩かけて発酵させた生地を成形していきます。
大会の目玉となるのは、芸術的なパンのオブジェ「飾りパン」。今回のテーマは万博になぞらえて「テーマパーク」です。
日本代表 高橋佳介さん
「『ジュラシックパーク』で恐竜をモチーフにしたものをテーマにして作っています。時間をかけて作った芸術的なパンはそんなに見たことがないと思うので、6か国あるので各国の特色が出ると思う。そういうところを楽しみに見てほしい」
スピードと丁寧さの両方が求められる中、職人たちが次々とパンを焼きあげていきます。
そして…「3・2・1・待て!」
各チームの技術と努力が詰まったパンが完成しました。
フランス代表のエッフェル塔をモチーフにした作品。さらに、太陽の塔やミャクミャクの姿も。
そして日本代表チームの「飾りパン」がこちら! 中央にはホンモノさながらの恐竜の化石のパンを置き、迫力のある作品に。
世界一のパン職人、その栄光は誰の手に?
◇◇◇◇
(牧野天稀 記者)
世界一のパン職人を決める大会、会場内では今まさに閉会式が終わったところです。
どの国の作品も圧巻だったんですが、キニナル結果はこちらでした!
優勝は「韓国」でした! 韓国の飾りパンは、大きなヒョウと観覧車が印象的な作品でした。
そして、日本の飾りパンは、こちらです。大きな恐竜がモチーフになっていて、テーマパークということで、ジェットコースターやメリーゴーランドもある作品になっています。
ただ、日本は残念ながら3位以内に入ることはできませんでした。
大盛り上がりとなったこのイベント。
残念ながらきょう(5日)の午後5時で閉幕してしまいますが、万博では閉幕まで様々なイベントが行われますので、訪れる際はこうしたイベントもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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