独仏中首脳会談 習主席はロシアへの制裁に否定的(2022年3月9日)
ウクライナ情勢を巡りフランス、ドイツ、中国の首脳が会談し、習近平国家主席は改めて、ロシアへの経済制裁に否定的な考えを示しました。
3カ国の首脳会談は8日にオンラインで行われ、フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相が増え続ける民間の犠牲者と難民について懸念を示し、制裁を含む継続的な取り組みについて提起しました。
一方、習主席は「各国の安全保障上の合理的な懸念は重視されるべきだ」とロシア側への理解を示す一方、双方の話し合いで緊張緩和を図っていく必要があるとの考えを述べました。
また、西側諸国による経済制裁については「世界の金融、エネルギーなどに打撃を与える」として、否定的な考えを示しました。
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