「そのたびに悲しい」677品目の食品値上げ “4万円定額減税”…所得制限案が浮上【知っておきたい！】(2023年12月1日)
12月に入り、もうすぐクリスマスですが、今年もケーキの値上げは避けられそうにありません。
先月30日、帝国データバンクは「今月もバターや生クリームといった乳製品を中心に677品目の食品値上げが行われる」という調査結果を明らかにしました。
ムッシュ マスノ アルパジョン 益野広夢取締役：「原材料費や人件費が軒並み10％近く上がり、前と同じ値段というのは非常に難しい」
ケーキの次はおせちの出番ですが、ローソンストア100は先月30日、100円おせちの一部を、150円に値上げすると発表しました。
度重なる値上げに、街では悲鳴に近い声が上がっています。
20代：「明らかに値段が上がったなと思うことがすごく増えて、やっぱりそのたびに悲しい気持ちになりました」
■定額減税 所得制限案が浮上
こうしたなか、自民党の税制調査会では政府が物価高対策として打ち出した所得税などの4万円の減税について議論が行われました。
焦点となったのは「所得制限」です。
自民党 宮沢洋一税調会長：「お一人だけ制限のない方が良いという意見がありましたが、大半は制限を加えるべきだと」
自民党内では年収2000万円からを減税の対象外とする案が出ていて、制度の詳細は引き続き検討するということです。
（「グッド！モーニング」2023年12月1日放送分より）
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