【リニア中央新幹線】トンネル工事で“コンクリ”落下…作業員ケガ 去年も死傷事故
愛知県春日井市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で、剥がれ落ちたコンクリートのかけらが作業員に当たりました。作業員は骨折などのけがをしています。
事故があったのは春日井市西尾町で工事中のリニア中央新幹線の本線トンネル内です。
JR東海によりますと、1日午後4時40分ごろ、トンネルを切り広げる作業中に、およそ7.4メートルの高さからコンクリートのかけらが剥がれ落ち、40代の男性作業員の右肩付近に当たりました。作業員は肋骨(ろっこつ)を骨折するなどしましたが、命に別条はないということです。
リニアの建設工事をめぐっては、去年10月にも岐阜県中津川市で作業員2人が死傷する事故が発生しています。
JR東海は今回の事故原因について調査中としていますが、作業はガイドラインを順守して行われていたということです。(2022年3月3日放送)
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