区議への現金提供は柿沢未途議員の指示か 東京・江東区長選めぐる公選法違反事件｜TBS NEWS DIG
東京・江東区の区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、地元区議への現金提供は、柿沢未途衆院議員の指示で行われたとみられることがわかりました。
今年4月の江東区長選をめぐり、東京地検特捜部はおととい、柿沢未途衆院議員による買収容疑で、関係先の家宅捜索を行っています。
関係者によりますと柿沢氏は、この選挙で木村弥生前区長を実質的に支援していますが、対立候補を推薦していた自民党会派の区議およそ10人に、柿沢氏の秘書らが現金提供を申し入れていました。
その後の関係者への取材で、特捜部の任意の聴取を受けた秘書が現金提供について、「柿沢氏の指示があった」と説明したことがわかりました。秘書は「区長選と同時期に行われた区議選への陣中見舞いだ」として買収の意図を否定しているということです。
しかし区議の中には買収の趣旨を疑って現金提供を断った人もいて、特捜部は区長選との関連を詳しく調べるものとみられます。
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