200万人に影響　ハリウッド俳優組合スト終結へ　最低賃金増額やAI規制めぐり暫定合意(2023年11月9日)

200万人に影響　ハリウッド俳優組合スト終結へ　最低賃金増額やAI規制めぐり暫定合意(2023年11月9日)

　7月からストライキを続けてきたアメリカ・ハリウッドの映画俳優組合は制作会社側と暫定合意しました。4カ月にわたるストが終結します。

　16万人が加入する全米映画俳優組合は8日、最低賃金の増額やAIの脅威から組合員を守る内容などで制作会社側と暫定合意し、9日にストライキを終結すると明らかにしました。

　俳優組合はストリーミング番組からの出演料アップや、AIの規制などを巡って交渉がまとまらずに、7月にストに入りました。

　この間、映画やドラマの撮影はストップし、およそ200万人に影響が出ました。

　全米映画俳優組合が全米脚本家組合と同時にストを実施したのは1960年以来となり、アメリカの映画・テレビ業界は大きく混乱しました。
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