慰謝料など約9300万円の賠償命令 神戸高２殺害事件 一審で懲役18年の元少年(当時17)に
13年前、神戸市で男子高校生を殺害した罪に問われ、一審で有罪判決を受けた元少年に対し、神戸地裁が遺族への慰謝料など約9300万円の支払いを命じたことが分かりました。
当時17歳の元少年は、2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さんを殺害した罪に問われ、一審の神戸地裁で懲役18年の実刑判決を受けました。元少年は、判決を不服として控訴しています。
遺族の代理人弁護士によりますと、将太さんの両親は、殺人などの刑事事件で有罪判決が出た場合に、同じ裁判所で損害賠償請求の審理を行うことが出来る制度を利用。元少年に、慰謝料や将来得られるはずだった収入など約1億2700万円を請求していました。
神戸地裁は、10月24日付で、約9300万円の支払いを命じたということです。
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