難民キャンプ空爆50人以上死亡 イスラエル軍「ハマス司令官を殺害」(2023年11月1日)
イスラエル軍がガザ地区の難民キャンプを空爆。少なくとも50人が犠牲となりました。
粉じんが立ち込めるなか、人々は必死に生存者を探しました。半壊した建物の中には取り残された子どもの姿もあります。先月31日、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ北部のジャバリア難民キャンプを空爆しました。
医師：「家にいただけだ。家にいるところを狙われた。子どもや女性、高齢者たちだ」
イスラエル軍は、標的はハマスの司令官で、建物や地下にいた数十人のテロリストとともに殺害したと発表しました。
イスラエル軍 広報：「今夜、我々は残忍なテロリスト、イブラヒム・ビアリを排除した。イスラエル軍による地上作戦開始後、ガザ北部で戦闘の中心になっていた」
パレスチナ自治区の難民キャンプは、イスラエルの建国で家を追われた人々が逃れてきた場所です。今回の空爆で少なくとも50人が死亡しました。
キャスター：「ハマスのリーダー1人や、ほか数名を取り除くために、大勢の無実なパレスチナ人の死は必要ですか。多くは女性や子どもたちです」
イスラエル軍 広報：「民間人の犠牲がないとは言いませんが、我々は重要な軍事目標を攻撃しました。民間人は（ガザ地区内の）南へ避難すべきだ。北部は主要な戦闘地域だ」
ただ、南部でも空爆は繰り返され、ガザの保健省によると、ガザ地区の死者は8500人を超えました。
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