6路線がコミュニティバス形式で継続へ　12月末で運行終了の「金剛バス」　利用者少ない4路線は廃止

6路線がコミュニティバス形式で継続へ　12月末で運行終了の「金剛バス」　利用者少ない4路線は廃止

　大阪府富田林市など4つの市町村で「金剛バス」の運行が終了することを受け、沿線の自治体などが協議会を開き、今後の運行方針を明らかにしました。

　金剛バスは、大阪府富田林市、河南町、太子町、千早赤阪村の4つの市町村で合わせて15の路線バスを運行していますが、運転手不足などを理由に、12月20日で運行を終了すると発表しています。

　 そのため、沿線の自治体などは協議会を開き、これまでに利用者が多い5つの路線については近鉄バスや南海バスが引き継ぐことが明らかになっていました。

　26日開かれた3回目の協議会では、新たに6つの路線についても統合やルートを短縮するなどしたうえで、「コミュニティバス」形式で継続する方針が示されました。一方で、利用者が少ない4つの路線については廃止とする方針が明らかになりました。

　富田林市民「（今日が）出発点で、これからどう地域住民の足を守っていくかは、これからが一番大きな話になると思う」
　太子町民「やっぱり柔軟に改善していく。その辺をよろしくお願いしたい」

　運賃はこれまでと同じ金額ですが、運行本数はほとんどの路線で減少する見通しです。

　26日示された案は11月に決定した上で、近畿運輸局に提出し、12月21日から運行が開始されます。

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