“人質は250人”ハマスが女性の映像公開 家族「わが子が家に帰れるように」(2023年10月17日)
イスラム組織「ハマス」が人質の映像を初めて公開しました。
■「早く帰りたい」緊迫1分30秒
ハマスが公開した人質とされる女性：「お願いだから、早くここから出してください」
イスラエル人のミア・シェムさん。そう名乗る女性の映像は、白衣の人物が包帯を取るところから始まります。その右腕には大きな傷ができていました。人道的な組織だとアピールしているのか、はたまたイスラエル軍への牽制（けんせい）か。彼女がじっと見つめるなか、包帯が丁寧に巻かれていきます。
ハマスが公開した人質とされる女性：「私はミア・シェム。ショハム出身の21歳です。今はガザにいます。土曜日の早朝、パーティーから戻るところでした。腕にひどいけがをしました。彼ら（ハマス）にガザに連れていかれました。病院で3時間、手術をしてくれました。世話をしてくれて薬ももらいました。何も問題はありません。今は早く家に、親、兄弟のもとに帰らせてほしい。お願いだから、早くここから出してください」
イスラム組織「ハマス」が人質の映像を公開するのは、今回が初めてです。映像を受け、ミアさんの母親がその胸の内を明かしました。
■家族「わが子が家に帰れるように」
ミア・シェムさんの母親：「少しおびえているようにも見えますが、無事で良かった。世界の皆さん、どうか、いとしい我が子が家に帰れるようにしてください。彼女はまだ21歳なのよ。彼女は家族に欠かせない存在なんです」
ハマスは16日の声明で、現在200人から250人を人質にしていると発言。イスラエル人以外の人質に関しては、可能になったら開放するとしています。
家族を連れていかれたアビィハイ・ブロドゥチさん（42）：「土曜日に家族は家から連れていかれました。できることならガザに行って、私と家族を交換してほしい」 （C） CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
