韓国・与党候補発言に批判殺到・・・ウクライナ「初心者政治家がロシアを刺激」(2022年2月28日)
来月9日に投票を控える韓国大統領選挙。
25日に行われた候補者によるテレビ討論会で、ロシアによるウクライナ侵攻について聞かれた与党「共に民主党」の大統領候補、李在明（イ・ジェミョン）氏が、次のように発言しました。
与党「共に民主党」・李在明候補：「キャリア6カ月の初心者政治家が大統領になり、NATO加盟を公言して、ロシアを刺激したために衝突した」
「キャリア6カ月」「初心者政治家の大統領」とは、元コメディアンで政治経験の無かった、ウクライナのゼレンスキー大統領を指しています。
この発言の動画が投稿されると、国内外から批判が殺到しました。そしてこの人物も・・・。
李在明氏と大統領の席を争う、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦（ユン・ソクヨル）氏です。
韓国最大野党「国民の力」・尹錫悦候補（フェイスブックから）：「ゼレンスキー大統領は、首都キエフに残って、決死の抗戦を率いています。彼を支持した72％のウクライナ国民を愚弄（ぐろう）する行為です。大韓民国の大統領候補として、代わりにおわびします」
なんと、李在明氏に代わって謝罪。一方、李氏は批判を受け、こう説明しています。
与党「共に民主党」・李在明候補（フェイスブックから）：「ウクライナ大統領をけなしたのではなく、尹錫悦候補の不安な外交・安保観を指摘したことは誰もが分かる。しかし、私の本意と違って、一部でもウクライナ国民の皆さんに誤解を与えたなら、表現力が足りなかったということです」
（「グッド！モーニング」2022年2月28日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
