宮島・厳島神社の大鳥居を…水上バイクが危険“高速通過”【知っておきたい！】(2023年9月29日)
26日、広島県宮島の厳島神社の様子です。日が沈んだ午後6時すぎ、1台の水上バイクが大鳥居に近づいてきます。
すると水上バイクは“八の字航行”で大鳥居をくぐると、大鳥居を周るように走らせていきます。
そして次の瞬間、一気にスピードを上げて、大鳥居をくぐり抜けていきます。勢いそのままに、神社の社殿のほうまで走らせていきました。
宮島周辺では、水上バイクの乗り入れは禁止されておらず、人への危害が及ぶ可能性がなければ、未然に取り締まる法律や条例はありません。
一方で、地元観光協会は大鳥居周辺の「アイドリング」や「時速8キロ以下」の航行を呼び掛けています。
ジェットスキープロショップ広島 木本春夫代表：「鳥居を35キロ～40キロのスピードで通っちゃいけないんですよ。宮島は観光地だしね。鳥居は私から見たら神様みたいなもの。やっぱり印象良くないよね」
市などは、人や建造物への被害が起こらないよう、徐行をするなどのマナーを守ってほしいと呼び掛けています。
（「グッド！モーニング」2023年9月29日放送分より）
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