藤井聡太七冠は“あいち牛のハヤシライス”永瀬拓矢王座は“三河一色産うなぎのひつまぶし御膳”王座戦第三局の昼食｜TBS NEWS DIG

藤井聡太七冠は“あいち牛のハヤシライス”永瀬拓矢王座は“三河一色産うなぎのひつまぶし御膳”王座戦第三局の昼食｜TBS NEWS DIG

全八冠独占に挑む将棋の藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座に挑戦する王座戦五番勝負の第3局が名古屋で行われています。勝ったほうがタイトル獲得に王手をかける大事な一局です。

愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七冠（21）が、前人未到の将棋の8大タイトル独占か。それとも、迎え撃つ永瀬拓矢王座（31）が史上3人目となる“名誉王座”を獲得か。共に偉業達成をかけた王座戦五番勝負の第3局が名古屋のマリオットアソシアホテルで行われています。

「藤井竜王・名人の先手でお願いします」

先手の藤井七冠はいつも通りお茶を一口飲み、初手を指しました。先に3勝すればタイトルを獲得する王座戦。両者ここまで1勝1敗のタイで、きょう勝った方がタイトルに王手をかける正念場です。

藤井七冠の地元・愛知での開催とあって。

20代
「（将棋は）あまり見る機会はないんですけど、合間に食べるご飯も話題だと思うので、そこも注目して」
30代
「（藤井七冠は）地元のヒーローなので期待したい」

大盤解説会の会場も多くの将棋ファンの熱気に包まれています。

「将棋ファンとしても名古屋市民としてもうれしいので、どんどんこれから盛り上げていってほしい」

全国から注目される王座戦。藤井七冠の師匠、杉本昌隆八段は。

藤井七冠の師匠 杉本昌隆 八段
「やはり地元で指せるというのは棋士にとって大きな喜び。藤井七冠も特別な思いがあると思う。地元はファンが多い。これは大きい（メリット）」

杉本八段はこれまで2人に名古屋での練習対局の場を提供し、切磋琢磨する姿を長年見守ってきました。

藤井七冠の師匠 杉本昌隆 八段
「藤井七冠の先手番はびっくりするほど強いので大きな期待はできる。（永瀬王座がきょう勝った場合）当然ながら星の上では藤井七冠は追い込まれる。今まで誰もみたことがない、先に追い込まれる藤井七冠を。ただ追い込まれてからの藤井七冠もまた強いので、それはそれで、また面白い展開になる」

そして、対局とともに注目される「勝負めし」。藤井七冠のきょうの昼食は「あいち牛のハヤシライス・名古屋コーチンの卵のオムレツのせ」。地元の食材尽くしです！

一方の永瀬王座は「三河一色産うなぎのひつまぶし御膳」。王道の名古屋めしに、フルーツの盛り合わせを注文しました。

王座戦第3局は夜には決着する見込みです。

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