ゼレンスキー大統領が演説 国連安保理改革を訴える「ロシアの拒否権 覆す力を」(2023年9月21日)
ウクライナのゼレンスキー大統領が国連の安全保障理事会に出席し、ロシアを強く非難したうえで「安保理が機能不全に陥っている」と改革を強く訴えました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領：「テロ国家が侵略を通じ戦争から守るための国際規範を台無しにしようとしている。ロシアの侵略を国際憲章違反と認めたすべての人に感謝する」
ゼレンスキー大統領は、安保理で繰り返されるロシアの拒否権発動は機能不全だと主張し、「拒否権を覆す力を国連総会に与えるべきだ」と訴えました。
これに対して、ロシアのラブロフ外相は「西側諸国は状況に応じて国連憲章を利用していて、世界的な紛争のリスクを高めている」と反論しました。
ラブロフ外相はゼレンスキー大統領が退場した後に議場に入ったため、2人が直接対峙（たいじ）することはありませんでした。
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