八田與一容疑者を「重要指名手配」に指定 大学生2人を死傷させたひき逃げ事件 「報奨金」は300万円｜TBS NEWS DIG
大分県別府市で去年、大学生2人が死傷したひき逃げ事件で警察庁は、逃走中の容疑者を重要指名手配に指定しました。道交法違反では全国初のケースとなります。
ひき逃げの疑いで警察庁から重要指名手配に指定されたのは、八田與一容疑者（27）です。八田容疑者は去年6月、大分県別府市で停車中のバイク2台に軽乗用車で追突、大学生2人を死傷させ現場から逃走した疑いが持たれています。
制限速度を大幅に超えて追突した凶悪性などから、警察庁は全国を挙げて捜査をする必要性が高いと判断。今月8日付けで、道交法違反では全国初となる重要指名手配と300万円の捜査特別報奨金対象事件に指定しました。
事件当日に亡くなった大学生と一緒にいた友人の男性は事件前、現場近くの駐車場で友人が八田容疑者に話しかけられる様子を目撃していました。
被害にあった男子大学生
「（友人に）『あれ誰やったの、友達？』と聞いたら『変なやつに絡まれたんよね』みたいな」
その数分後、2人がバイクで500メートルほど離れた交差点で信号待ちをしていたその時…
被害にあった男子大学生
「すごいアクセルを踏む音、ベタ踏みの音がして『これやばい』と思って。ぶつかられた瞬間に『あいつ（八田容疑者）だ』と思った。そのぐらい殺しにきていると感じた」
遺族は現在、事件の容疑を殺人に切り替えることを求めてオンラインで署名活動を行っていて、「八田容疑者は正式に国が認める凶悪犯になりました。全国警察の捜査が進むことを期待しています」とコメントしています。
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