逮捕の75歳運転手は過去にも勤務中に物損事故 リハビリ施設で利用者2人が送迎車にはねられ死亡 さいたま市｜TBS NEWS DIG
さいたま市のリハビリ施設で、施設の送迎車を運転していた75歳の職員の男が3人をはねて利用者の男女2人が死亡した事故で、過去に職員の男が勤務中に物損事故を起こしていたことがわかりました。警察はリハビリ施設に家宅捜索を行い、事故のいきさつを調べています。
記者
「午前9時半すぎです。埼玉県警の捜査員がリハビリ施設に入っていきます。これから家宅捜索が行われます」
過失運転致死傷の疑いで家宅捜索を受けているのは、さいたま市のリハビリ施設「ビッグスマイルリハビリセンター」です。
きのう夕方、この施設の駐車場で施設職員の窪島達郎容疑者（75）が運転する送迎車に、利用者の飯泉利夫さん（89）と関拓子さん（88）がはねられて死亡しました。
亡くなった関さんの知人
「温厚な方、すごくテキパキとやられている奥様。『なんか施設行っているよ』というのは聞いていました。残念ですね、本当に残念なことだと思います」
警察によりますと、現場にはブレーキ痕がなかったということです。
リハビリテーションクリエーターズ株式会社 神山光 代表取締役
「このような事態となったことを深くお詫びするとともに、心からお悔やみを申し上げます」
けさ、取材に応じた施設の運営会社はこう謝罪した上で、窪島容疑者の体調には問題はなかったと説明しました。
一方で、施設のドライバーとして働き始めたおととし7月以降に、車体をこするなどの物損事故を起こしたことがあったということです。
警察が事故のいきさつを詳しく調べています。
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