岸田総理 邦人の安全確保を指示 大使館スタッフも待避
ロシアによるウクライナへの軍事行動を受け、政府はNSC=国家安全保障会議を開催し、岸田総理はウクライナに住む日本人の安全確保に努めるよう関係閣僚に指示しました。
岸田文雄総理大臣
「今回のロシアによる侵攻は、力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序の根幹を揺るがすものであり、ロシアを強く非難するとともに、米国をはじめとする国際社会と連携して迅速に対処してまいります」
岸田総理は関係閣僚に対し、現在ウクライナ在住のおよそ120人の日本人の安全確保に努めることなどを指示しました。
また、林外務大臣は参議院・予算委員会で、在キエフ日本大使館のスタッフをキエフ市内にある大使公邸に一時的に待避させたことも明らかにしました。岸田総理は、ロシアへの追加制裁などについて、「G7を初めとする国際社会と連携し、さらなる措置をとるべく、速やかに取り組んでいく」との考えを示しました。
岸田総理は日本時間の今夜11時からG7の首脳オンライン会談に出席する予定で、G7と一致結束してどこまで実効性のある制裁措置を行えるかが焦点です。
（24日18:17）
