和歌山・有田市の海岸で身元不明の１人の遺体発見 貨物船衝突事故、行方不明の乗組員の可能性
２７日午前、和歌山県有田市の海岸で一人の遺体が見つかりました。先週木曜日（２４日）の貨物船の事故で行方不明となっている貨物船の乗組員の可能性もあるとみて、海上保安庁が身元の確認を急いでいます。
和歌山県沖の紀伊水道では先週木曜日、日本の貨物船「いずみ丸」とリベリア船籍の大型コンテナ船が衝突し、「いずみ丸」が沈没しました。
この事故で、現在も「いずみ丸」の船長と一等航海士の行方がわからなくなっていますが、海上保安庁によりますと、２７日午前１０時４０分ごろ、事故現場の海域に近い和歌山県有田市の沖ノ島の砂浜に一人の遺体が打ち上げられているのが見つかったということです。
遺体の性別などはわかっていませんが、行方不明となっている「いずみ丸」の船長か、一等航海士のいずれかの可能性があるとみて、海上保安庁が身元の確認を急いでいます。
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