トランプ前大統領ら計19人が起訴される 問われた罪は41件 トランプ氏は無罪主張｜TBS NEWS DIG
アメリカ・ジョージア州の大陪審は、2020年の大統領選挙の結果を覆そうと票の集計作業に介入した罪などで、トランプ前大統領を起訴しました。
ジョージア州の大陪審が14日に起訴したのは、トランプ前大統領やトランプ氏の弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長らあわせて19人。
起訴状によりますと、トランプ氏らは2020年の大統領選挙で、接戦の末、バイデン氏に敗れたジョージア州の選挙結果を覆そうと票の集計作業に介入した罪など、あわせて41件の罪に問われています。
捜査を担当した検事
「票の集計を妨害するため、トランプ氏らはジョージア州などでさまざまな行動を起こした」
事件をめぐっては、2021年の1月、トランプ氏がジョージア州の選挙管理を行う州務長官にかけた電話の音声が残されています。
トランプ前大統領
「私がしたいのは1万1780票を“見つける”ことだけだ」
選挙結果の改ざんを迫ったとも受け取れる内容です。
トランプ氏は、▼不倫相手に支払った口止め料をめぐり、違法行為を行ったとされる事件、▼国家機密に関する文書を私邸で違法に所持していたとされる事件、▼さらに、連邦議会乱入に関連し、公的な手続きを妨害したとされる事件で起訴されていて、これで起訴は4件目。
ただ、当人は「これで4回目の大統領選挙の妨害だ」と、今回も無罪を主張するコメントを発表しました。
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