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地元では“開催反対”有料席拡大に高さ4mのフェンス設置…『びわ湖大花火大会』どうだった?
滋賀の夏の風物詩「びわ湖大花火大会」。4年ぶりに行われ、約1万発の花火が琵琶湖の水面を彩りました。
ただ……。会場周辺には花火大会らしからぬ“異様な光景”が。
道路に沿ってずらっと設置されたのは、高さ約4メートル「フェンス」です。視界が遮られ、その隙間から花火を見る人も相次ぎました。
花火が見えづらくなる巨大なフェンス。いったいなぜ必要なのでしょうか。
今回、主催者側は有料の観覧席と道路の間、約2キロにわたって目隠しとなるフェンスを設置しました。
見物客が道路に立ち止まるのを防ぐ“安全対策のため”としていますが、思わぬ影響も。
こちらの女性は、40年以上、自宅から見える花火を楽しんでいましたが、今年はフェンスで見えなくなってしまったのです。
40年以上住む地元住民(80代)
「非常に残念。ここから見えるだけの花火でガマンしておこうかなと。今年はね」
イベントをめぐっては他の問題も。
地元住民
「花火大会の翌日は、いつもゴミの掃除が大変。ゴミがすごく散乱しているのは見たことあります」
「下手したら歩けないとか、小さい子は埋まってしまうので危ない」
地元住民は、ごみのポイ捨てや自宅周辺の混雑に悩まされてきました。
このため、主催者側は地元の住民以外、有料チケットがない人は来場を控えるよう呼びかけました。
一方で、4500円から6万円の有料観覧席を前回の4万席から約5万席に拡大。
警備の強化や花火の火薬などの高騰で、大会にかかる費用は約1億円増加したことも有料観覧席拡大の背景にありました。
こうした中、今年は地元の自治連合会が“開催は反対”を求める決議文を提出していました。
会場前のマンションに住む地元住民
「地元が見られないような花火大会はやめてもええわ。事故を防ぐために(フェンスは)必要なことかもしれない。地元の人が見られない花火大会やったらいらんわ」
地元が“歓迎しない”中での開催となってしまった今回の花火大会。
大きな混乱は見られませんでしたが、主催者側は次回の開催に向けて住民との話し合いをするとしています。



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