スペイン総選挙 野党が第1党に 極右政党と連立政権目指す可能性(2023年7月24日)
スペインの総選挙で中道右派の野党が第1党となりました。極右政党と連携し、連立政権の樹立を目指す可能性が浮上しています。
現地の国営メディアによりますと、23日に投票が行われたスペイン総選挙の結果、サンチェス首相率いる与党の社会労働党は350議席中122議席にとどまる一方で、中道右派の野党・国民党が136議席を獲得して第1党となりました。
性的マイノリティーの権利拡大反対や移民政策の厳格化を訴える極右政党・VOXと連携し、連立政権の樹立を目指す可能性があります。
ただ、2党を合わせても過半数には届かず、5年ぶりの政権交代が実現するかどうかは不透明です。
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