タイタニック号付近で…潜水艇の破片5つ発見 外部圧力で壊滅的に破壊か 周辺では“爆発音”検知も｜TBS NEWS DIG
大西洋で消息を絶った潜水艇についてアメリカ沿岸警備隊は捜索の結果、海底で潜水艇の破片を発見したと発表。乗員5人の生存は絶望的だとの見方を示しています。
4日間、24時間体制で行われてきた潜水艇の捜索でしたが、アメリカの沿岸警備隊は乗員5人の生存は絶望的だとして弔意を表明しました。
アメリカ米沿岸警備隊
「破片は外部からの圧力によって壊滅的に破壊された潜水艇のものです。遺族に深い哀悼の意を表します」
沿岸警備隊によりますと22日朝、無人探査機が海中を捜索していたところ、沈没した「タイタニック号」の船首から500メートルほど離れた平らな海底で潜水艇の大きな破片が5つほど見つかりました。
これは潜水艇が外部からの圧力で壊滅的に壊された結果だとしていて、乗員の生存は絶望的だとの見方を示しています。そのうえで潜水艇が破壊された時間や原因は分かっていないとして、調査を続けると表明しました。
こうした中、アメリカ海軍は潜水艇の通信が途絶えた18日、海域の周辺で爆発音を検知していたことを明らかにしました。
潜水艇が海に潜った数時間後には何らかの問題が起きていた可能性を示すもので、海軍はこうした情報を直ちに捜索に当たる司令官らに共有したとしています。
潜水艇の破壊はなぜ起きたのか、運営会社の安全管理態勢も含めて今後、検証されることになります。
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