2021年の日本人の国内旅行消費額が過去最少に 感染拡大前と比べ58.4%減(2022年2月16日)

2021年の日本人の国内旅行消費額が過去最少に 感染拡大前と比べ58.4%減(2022年2月16日)

2021年の日本人の国内旅行消費額が過去最少に 感染拡大前と比べ58.4%減(2022年2月16日)

 観光庁は去年1年間の日本人による国内旅行の消費額が過去最少だったと発表しました。

 観光庁によりますと、2021年の国内旅行での消費額は9兆1215億円となり、現在の調査方法となった2010年以来、過去最少となりました。

 新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年と比べると58.4%減、政府による「GoToトラベル」が実施された2020年と比べても8.5%減となっています。

 内訳を見ると、2020年に比べて宿泊旅行が11%減っているのに対し、日帰り旅行は0.2%増えていて、新型コロナの感染拡大で宿泊旅行を敬遠する傾向が表れています。

 また、国内の旅行者数も延べ2億6711万人で過去最少となっています。
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