「国を率いることはエンターテインメントではない」デサンティス氏が初の選挙集会 大統領選挙予備選に向けアイオワ州の支持拡大狙い｜TBS NEWS DIG
来年のアメリカ大統領選挙に向けて、野党・共和党の候補者選びが早くも熱を帯びています。トランプ前大統領の最大のライバルが初めての選挙集会を開きました。
記者
「フロリダ州知事のデサンティス氏ですが、選挙戦の第一声の場に選んだのは中西部のアイオワ州でした」
フロリダ州 デサンティス知事
「私たちはレースを完走し、信念を貫きます。その時、我々は偉大なアメリカを取り戻すでしょう」
フロリダ州から1500キロ離れたアイオワ州で第一声をあげたデサンティス氏。はるばる足を運んだのにはワケがあります。アイオワは共和党の候補者レースが始まる州で、その結果が予備選全体に大きく影響する重要な州なのです。
世論調査では共和党候補としてトランプ氏に次ぐデサンティス氏ですが、40ポイント近い大差をつけられていて、アイオワで支持を広げて、逆転につなげたい考えです。
集会参加者
「彼の方がきちんとしていて、この国の利益となる強い保守的な信念を持っています」
保守的な政治姿勢から「ミニトランプ」とも呼ばれたデサンティス氏ですが、「国を率いることはエンターテインメントではない」と暗にトランプ氏を批判しました。一方…
トランプ前大統領
「デサンティスの支持率はひどい有様だ。今にも墜落しそうだ」
トランプ氏はデサンティス氏に一段の差をつけようと、31日に同じアイオワ州で集会を行う予定で、予備選に向けた動きが早くも熱を帯びています。
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