ロシア領内で最大規模地上戦 打倒プーチン・ウクライナ支援のロシア人部隊が攻撃か(2023年5月24日)
ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州で、白煙が立ち上っています。別の映像では、戦闘車両が敷地内に侵入し、装甲車などで構成された車列が前進しています。
ベルゴロド州の知事は22日、ウクライナ軍が領内に侵入したと発表しました。
ベルゴロド州 グラトコフ知事：「少なくとも6人が負傷し、3軒の住宅と行政庁舎が損害を受けた」
ウクライナ側から装甲車や軍用車両が国境を越えて攻撃していくのは初めてで、侵攻が始まって以来、最大規模のロシア領内での地上戦とみられます。
攻撃を行ったと主張しているのは、「自由ロシア軍団」。打倒プーチンを掲げ、ウクライナを支持するロシア人部隊です。
自由ロシア軍団の声明：「今の独裁的なロシアでは、平和を訴えるだけで、子どもが親から引き離され、10代の若者が終身刑になる。クレムリンの独裁を終わらせる時がきた。ロシアは自由になる」
ウクライナ側は“ロシア人の独立勢力が起こしたもの”として、攻撃への関与を否定しています。一方、ロシア国防省は「越境者たちを殲滅（せんめつ）した」と発表しています。
（「グッド！モーニング」2023年5月24日放送分より）
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