【ドーピング問題】CAS聴取終了 午後3時ごろ裁定発表へ
北京オリンピック・フィギュアスケート団体で優勝したロシアオリンピック委員会のカミラ・ワリエワ選手のドーピング問題をめぐり、スポーツ仲裁裁判所(=CAS)の聴取が終了しました。裁定は日本時間14日午後3時ごろに発表されます。
ワリエワ選手をめぐっては、フィギュアスケート団体で優勝した後、去年12月に提出した検体から禁止薬物が検出されていたことが明らかになっています。これを受け、ロシアの反ドーピング機関は一時的にワリエワ選手の出場資格を停止しましたが、翌日に解除してオリンピック出場を認めました。
スポーツ仲裁裁判所はIOC(=国際オリンピック委員会)などの提訴を受けて、ロシア側の判断が妥当だったかどうかについて13日夜からオンラインで聴取を行いました。聴取はワリエワ選手本人も参加して6時間近く行われ、スポーツ仲裁裁判所はその後、裁定を日本時間14日午後3時ごろに発表すると明らかにしました。
裁定を受けて、15日のシングルへの出場などについて、国際スケート連盟が最終的な判断を下す見通しです。
(2022年2月14日放送より)
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