「爆発の再現実験」で殺傷能力の有無を確認へ 粉末は黒色火薬か 岸田総理に爆発物（2023年4月21日）
和歌山市で岸田文雄総理の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件。警察は爆発の再現実験を行い殺傷能力の有無を調べる方針です。
威力業務妨害の疑いで逮捕された木村隆二容疑者（２４）は、４月１５日に和歌山市の漁港で岸田文雄総理の演説直前に手製とみられる爆発物を投げ込んだ疑いが持たれています。
現場で爆発せずに押収された筒には黒い粉末が入っていたということで、この粉末について、警察は、花火などに使われて爆発力が弱く煙が多い「黒色火薬」の可能性があるとみて鑑定を進めています。
捜査関係者によりますと、爆発の再現実験を行い、殺傷能力の有無を確かめる方針だということです。
木村容疑者は依然、黙秘を続けているということで、警察は動機などを慎重に調べています。
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