中学の同級生か…自ら通報「十数年前に殺害」木更津の住宅から白骨遺体(2023年3月30日)

中学の同級生か…自ら通報「十数年前に殺害」木更津の住宅から白骨遺体(2023年3月30日)

中学の同級生か…自ら通報「十数年前に殺害」木更津の住宅から白骨遺体(2023年3月30日)

千葉県の木更津市で、自称無職・小川順也容疑者(37)が「十数年前に知人を殺して自宅に埋めた」と自ら通報し、白骨化した遺体が見つかりました。

遺体は20代~40代で、男性とみられることが、30日、明らかになりました。頭蓋骨など、複数の骨に傷が見つかり、強い衝撃による骨折もあったそうです。
現場近くの住人:「若いときに1人だけ、同じぐらいの年の人が出入りしていた。ずっと付き合いがあったんじゃないかな。(Q.よく通っていた)毎日、車が止まっていたからね。(Q.泊まったりも)と思う」

捜査関係者によりますと、白骨化した遺体は、小川容疑者の中学時代の同級生とみられます。殺害した時期については、約15年前と話しているそうです。

近所の人によりますと、もともと小川容疑者は、両親や妹と生活していましたが、10年ほど前から1人暮らしだったといいます。
現場近くの住人:「今月も1回うちに来て、会ったけど、全然、普通だった。(Q.何か生活に困っているような様子は)お金を貸してくれと来たり。お袋が何回か貸したことがある。7~8年くらい前かな。金額は少ない、3000円とか5000円」
現場近くの住人:「とにかくおとなしくて優しい。おとなしいけど気が弱い。何か頼んでも『はいはい』って神社の草刈りとかよくやってくれる」

小川容疑者は、地域のためと消防団に所属し、部長を務めたこともありました。

そもそも、なぜ、いまになって犯行を自白したのでしょうか。

「十数年前に知人を殺して埋めた」との通報があったのは、今月19日。署で事情を聴くと「町内会で横領したことを説明したくなかったから通報した」と答えたそうです。その翌日、警察は、町内会から現金数十万円を横領した疑いで逮捕しました。ただ、通報したその理由については、矛盾する話も。
小川容疑者を知る人:「3月のいつか、日にちは忘れたけど(町内会の)役員会があった。その時に、本人が言ったみたい。『こういうわけでお金、使った』と。(Q.本人の口から説明が)あったらしい。その足で警察に行くからと」

小川容疑者は、「知人が頻繁に寝泊りに来ていて金銭トラブルになった」といった話をしているそうです。警察は、殺人と死体遺棄容疑での立件も視野に捜査を進めています。
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