「男女の地位平等だと思う」14.7%で過去最低 内閣府実施の男女共同参画社会に関する世論調査で|TBS NEWS DIG
政府は先ほど、男女共同参画社会に関する世論調査の結果を公表しましたが、社会全体でみた男女の地位が平等だと思うと回答した割合は14.7%で、過去最低の水準となりました。
この調査は内閣府が去年から今年初めにかけて実施したもので、コロナ禍であったことから初めて郵送での調査となりました。
調査の結果、社会全体における男女の「地位」の平等感について、「平等」だと思うと回答した人は前回よりも6.5%少ない14.7%にとどまりました。
これは平成7年の世論調査で男女の地位の平等感に関する質問を開始して以来、過去最低の水準です。
この結果について、内閣府は、「女性活躍や仕事と家庭の両立が進んだことによって男女共同参画の認識が深まり、かえって問題意識をもつ人が増えたのではないか」と考察しています。
内閣府は今回の調査結果を参考に、今年6月に「女性版骨太の方針」をとりまとめることにしています。
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