【懲役6年6か月】娘に適切な治療させず死なす…埼玉・美里町
2020年、埼玉県美里町で当時生後2、3か月だった娘に適切な治療を受けさせず死亡させた罪などに問われた女の裁判で、さいたま地裁は懲役6年6か月の判決を言い渡しました。
金井あずさ被告は2020年、夫の裕喜被告と美里町の自宅で、当時生後2、3か月の娘の喜空ちゃんが、下あごの骨折などでミルクを飲むのが難しくなり、低栄養状態になったにもかかわらず、適切な治療を受けさせず放置して、死亡させた罪などに問われています。
これまでの裁判で、金井被告は保護責任者遺棄致死の罪を認めていました。
26日の判決で、さいたま地裁は「娘の体調悪化を認識しながら、治療を受けさせず悪質」とする一方、「夫に娘を受診させようと促したが、虐待を疑われるなどと激しく反対されていて、強く非難できない」などとして、懲役6年6か月の判決を言い渡しました。
（2023年1月26日放送）
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