東京・中野区の強盗傷害事件で新たに2人逮捕 狛江の強盗殺人事件との関連徐々に浮き彫りに｜TBS NEWS DIG
東京・中野区の強盗傷害事件で、警視庁は逃走していた実行犯の男2人を新たに逮捕しました。この事件と狛江市の強盗殺人事件との関連が徐々に明らかになってきました。
強盗傷害などの疑いできょう逮捕された、いずれも職業不詳の山田雅也容疑者（22）と長谷川将司容疑者（26）。先月5日、東京・中野区の男性（49）に大けがをさせ、現金およそ3000万円を奪った疑いがもたれています。
この事件の犯行グループは全部で7人で、これで現在までの逮捕者は4人になりました。このうちの1人、石川県の永田陸人容疑者（21）。取り調べに対し、容疑を否認していますが、逮捕前、同じアパートの住人に事件への関与をほのめかしていたといいます。
永田容疑者と同じアパートの住人
「（永田容疑者が）『実は中野の事件』と言うから『中野の事件って何？』とネットで調べた。そしたら『待て。これ、お前か』と言ったら『うん』（と言っていた）。『あれ、俺やった。ボコボコにしてやったわ』とか言っていた」
この永田容疑者から浮上してきたのが、中野の事件と狛江の強盗殺人事件とのつながりです。永田容疑者が東京・足立区で確保された際に使っていた車は、狛江市の強盗殺人事件で使用されたレンタカーと同じで、このレンタカーから押収したスマホには、狛江市の事件に関するSNSでのやりとりがあったのです。
警視庁はきょうまでに狛江市の事件に使われたとみられるレンタカー2台の検証を行っていて、捜査関係者によりますと、このうち1台から結束バンドや目出し帽などが見つかったということです。
一方、同じく狛江市の事件に関する情報がスマートフォンから見つかった自衛官の中桐海知容疑者（23）。千葉県の大網白里市の強盗傷害事件で運転役を務めたとみられ、警察はきょう、本人を立ち会わせて、犯行当日の動きなどを確認したものとみられます。
警視庁などは、犯行グループの全容解明を急いでいます。
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