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【新カレーの街】香りを食べる?とろける牛すじ?独創的なメニューがいっぱい!高円寺
カレーの街と言えば、東京の神保町や下北沢などが思い浮かびますが、実は最近、東京・杉並区の高円寺で、カレーを提供する店がが増え、注目されているんです。駅から半径600メートル以内に10店舗以上のカレー専門店が軒を連ねる高円寺を後藤楽々キャスターが取材しました。
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最初に訪ねたのは、高円寺の商店街にあるカレー専門店・「スパイスカレー青藍」。お店の入り口には香りを食べるカレーライスと書いてあります。
今回注文したのは、「スパイスカレーZ定食」980円。野菜の総菜5種がセットになっているんです。いざ目の前にすると…マスク越しでも伝わるほどのスパイシーな香りです。20種類以上のスパイスで仕上げたルーは、小麦粉が使われておらずサラサラ。噛めば噛むほど味わいも変化していくそうです。
実は、5年前に脱サラをしてお店を開店したという店主。高円寺を選んだ理由を聞くと、「高円寺は昔ながらの商店街で(お店は)一軒一軒すごく小さい。カレーは他(の料理と)違って鍋とご飯があればできるのでキッチンが小さくてもできる」からだそうです。
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次に向かったのは、毎年高円寺で行われているカレーイベントの優勝店「Bistro BARパテ屋」。そこは、肉の卸売業者が経営する肉料理専門店でした。ランチ限定でカレーを提供している「いろいろ野菜の牛スジカレー」790円。5時間以上煮込んだ牛スジが入っています。
一口食べた後藤キャスター、その感想は「お肉がすぐ口の中で溶けちゃいます。カレーに入っているお肉というよりカレー味の牛すじを食べてるみたい」とのこと。
その秘密は、牛スジの量。200グラムのカレーのうち、半分以上が牛スジなんです。実は25キロのお肉をさばくとすると、そのうちの10キロはすじ肉のため、これまでは廃棄していたそうです。しかし、このすじ肉を有効活用しようと思って始めたのが、この牛すじカレーだったんです。このカレーが好評となり、今では人気メニューとなり、牛すじが足りなくなるほどになったといいます。
お店ごとに個性あふれる高円寺のカレー。皆さんもぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
(2023年1月20日放送「Oha!4」より)
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