出費が厳しい子どもの「習い事」…各自治体の“子育て支援金”を紹介!|TBS NEWS DIG
物価高騰の中、悩ましいのが子どもにさせてあげたい…でもお金がかかる「習い事」。
東京都をはじめ、続々と各自治体が発表している“子育て支援金”をご紹介します。
==東京都 18歳以下の子どもに月5000円給付へ 親たちの本音は?==
都は先週、
▼第2子の保育料の無償化(※都内に住む0歳~2歳が対象)
▼18歳以下の子ども1人に対し月5000円の給付(※都内に住む0歳~18歳が対象)を打ち出しました。
給付金は2023年度の12か月分、6万円を来年1月ごろに現金で一括給付するということです。
この支援策ついて、街の人は…
都内在住(3児の母親)「(子ども)3人なので月に1万5000円いただけるのはすごく助かりますけど」
都内在住(3児の母親)「正直うれしいというか助かります。」「正直足りないですけど、ないよりはいいかな」
都内在住「オムツとかもそうだし、やっぱミルクとかも(値段)上がってるので、生活の足しになるかなと思います」
Nスタ「どのくらい欲しい?」
都内在住「3万円くらい」「5万円くらい」
そして物価高騰の中、悩ましいのが子どもにさせてあげたい…でもお金がかかる「習い事」です。街のみなさんに子どもの「習い事」の数と費用についてアンケート調査を行いました。
江東区在住(2児の母親)「3つですね。費用は1~2万円。上の子はダンスだけ。下の子はダンスとサッカー」
こちらの家族の場合、子ども2人で、9歳の姉のダンスが月4000円。5歳の弟のダンスが3000円+サッカー2000円。あわせて月1万円ほどかかっているといいます。
江東区在住(2児の母親)「(家計は)めちゃめちゃ大変です。だから安いところを選んで2つぐらいしかできないなっていう感じでとどめています」
川崎市在住(1児の母親)「習い事2つです。(費用は1~2万円くらい)習字と体操です。この間、体操も値上げになった。どうしようかなって一瞬思った」
兄弟で4つの習い事をしている、こちらの方は…
川崎市在住(2児の母親)「5万円以上です。姉はピアノ・プール・バレエ・体操です。弟も同じ体操を2人で通っています。ちょっと多いかなとは思っている。興味のあることをたくさんやらせてあげたい」
子育て世帯30組に聞いたところ、習い事の数は2~3つが最も多い結果に。そして、月の費用は5万円以上が最も多い結果となりました。
Nスタ「習い事の出費について?」
川崎市在住(2児の母親)「厳しいです。(出費の)一番を占めているかもしれない」
こうした中、物価高の影響を少しでも減らそうと、独自の支援に取り組む自治体もあります。
==全国自治体で子育て独自支援!立川市は1万円、山梨・鳴沢村は3万5000円==
東京・立川市在住の母親が見せてくれたのは銀行の通帳。振り込まれた金額は1万円。
東京・立川市では、18歳以下の子どもがいる全世帯を対象に1人あたり1万円を給付する子育て応援金を1月12日からスタートしたのです。
立川市在住
「1万円だとしても、すごくいま物価高なので、すごく助かるなと思いました」
立川市在住
「この子けっこう果物が好きなんですけれども、果物とかも値段が上がっているんで、生活費にあてることが多い」
また、山梨県・鳴沢村では、18歳以下の子どもや大学生などを養う世帯に1人あたり現金3万5000円の給付を決定。「物価高騰の影響を受ける子育て世帯の支援につなげたい」としています。
そのほかの自治体の“支援金”も、動画でご紹介いたします。
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