【中国】国産ワクチンに不信感? “外国産”求め香港へ…春節でのべ21億人大移動
6日、中国・北京の空港窓口には、大きな荷物を持った人たちが列をなす様子がありました。
航空会社職員
「(あすから春節までの)チケットの売れ行きは好調です」
中国では、旧正月・春節を控えていますが、中国政府によると春節の前後では、のべ21億人、コロナ前のおよそ7割にあたる人が“大移動”する見込みとなっています。
“ゼロコロナ政策”が大幅緩和され、戻りつつある日常。ただ、その一方で 医療はひっ迫。まだまだ緊張感が高い状態が続きます。
こうした中、香港に行って「外国産ワクチン」を打つための予約が5日から始まり、問い合わせが殺到しているのです。香港政府は、8日から中国本土との往来を再開すると発表しています。
中国本土では、「オミクロン株への効果が低い」と中国当局が認めるものの、基本的に中国産ワクチンしか接種ができません。“不信感”から“外国産”を求める人が増えているとみられます。
上海では、「(外国産ワクチンの接種は)効果があるなら考えるかもしれない」との声も聞かれました。予約会社によると、売り切れで予約ができない時もあったということです。
(2023年1月6日放送「news every.」より)
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