袖ケ浦で“異臭騒ぎ” 問い合わせ約100件、原因は…「やっぱりくさい」「大丈夫なのかしらって」｜TBS NEWS DIG
元日夜から、千葉県袖ケ浦市を中心に「異臭がする」という訴えが相次いでいます。いったい何があったのでしょうか？
記者
「袖ケ浦市の閑静な住宅街です。マスクをしていても薪を燃やしたような臭いがします」
袖ケ浦市によりますと、袖ケ浦市内の広い範囲で木材が焦げたような異臭が確認されていて、異臭に関しての問い合わせが元日からきのうまでに、およそ100件寄せられているということです。
市原市姉崎に住む人
「燃えるような火事におい」
「外に出るとやっぱりくさいので、あんまり外に出たくないなっていう気持ちになります」
「すごいくさいなって。大丈夫なのかしらって思っちゃう」
「人体に影響があったら怖いですよね」
記者
「異臭の原因となっているのは、あちらの発電所にあるタンクです。現在も白煙が立ちのぼっています」
消防などによりますと、元日午後10時半ごろ、袖ケ浦市にある「袖ケ浦バイオマス発電所」のタンクに貯蔵されていた木材を原料とする燃料が燃え、異臭が発生しました。
火災によるけが人はいませんでしたが、火災から5日目となる現在も消火活動が続いていて、タンク内に窒素を注入するなど延焼防止の措置をとっているということです。
発電所を管理する会社によりますと、異臭について人体への影響はないとみられていますが「異臭により気分が悪くなった」などといった声も寄せられていて、専門機関に依頼して調査を行っているということです。
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