「イスラム国」シリア刑務所を襲撃、銃撃戦に死者200人超
中東のシリアで刑務所が過激派組織「イスラム国」の襲撃を受け、200人を超える死者が出ているほか、周辺の数万人が避難する事態となっています。
「イスラム国」の襲撃を受けたのは、クルド人を主体とする「シリア民主軍」が管理するシリア北東部の刑務所です。襲撃は20日で、刑務所の入り口付近の自動車爆弾が爆発、銃撃戦となりました。
刑務所には「イスラム国」の戦闘員およそ3000人が収容されていて、「イスラム国」は一時、武器庫などを占拠。双方あわせて200人を超す死者が出たということです。
今回の襲撃は、「イスラム国」が支配地域を事実上失ったとされる2019年以降、最大の規模で、アメリカ軍も戦闘ヘリやドローンなどを投入し「シリア民主軍」を支援。AFP通信は「シリア民主軍」の話として、およそ300人の「イスラム国」戦闘員が投降していると伝えています。(25日16:46)
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