「歴史の転換点」財政審が来年度の防衛費で財源確保を強調｜TBS NEWS DIG

「歴史の転換点」財政審が来年度の防衛費で財源確保を強調｜TBS NEWS DIG

来年度の予算編成に向けて財務省の審議会が意見書にあたる「建議」をまとめました。焦点となる防衛費の増額について、増税も念頭に財源の確保を求めています。

財政制度等審議会は来年度の予算編成への反映を目指す「建議」を鈴木財務大臣に手渡しました。

これまで「防衛費」の項目は最後の方に書かれていましたが、今年は3番目で9ぺージにわたって大きく扱われています。

具体的には「これまでの延長線上ではない歳出・歳入両面にわたる財源措置の検討が求められ、今後5年間の防衛装備品などの調達計画が30兆円を超えれば『歴史の転換点』だ」として、増税などを念頭に安定財源の確保を求めました。

また「他国からの侵略に対して、国家として立ち向かうためには財政余力が不可欠で、資金調達には国の信用力が求められる」として、財政健全化を進める重要性も強調しています。

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