笑顔で握手…3年ぶり日韓首脳会談 元徴用工問題に岸田総理「懸案の早期解決を図る」(2022年11月14日)
カンボジアでのASEAN首脳会議を皮切りに、岸田文雄総理大臣の一連の外遊がスタートした。
■日米韓首脳会談 北朝鮮対策で“連携強化”
13日は、日米韓3カ国による首脳会談も行われた。
岸田総理：「北朝鮮による前例のない頻度とそして態様での挑発行為が続いています。こうして、日米韓の首脳会合が開催されること、大変、時機を得たものであると感じています」
3カ国首脳会談では、異例の頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返し、7回目の核実験を強行する懸念が深まっている北朝鮮に対し、安全保障分野での連携強化を確認したという。
そして、今回の岸田総理の外遊では、日韓首脳会談の実現について注目が集まっていた。
■笑顔で握手…3年ぶり“日韓首脳会談”
文在寅（ムン・ジェイン）前政権のもと、元徴用工を巡る問題などを背景に、戦後最悪と言われるまでに悪化した日韓関係。
尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権は関係改善に意欲を示し、外交当局間で意思疎通が続けられていたという。
尹大統領：「お会いできてうれしいです」
岸田総理を笑顔で出迎える尹大統領。日韓の首脳による正式な会談は2019年12月以来、およそ3年ぶりとなった。
カメラの前で笑顔で握手を交わした両首脳は、北朝鮮問題などについて、45分ほど話し合ったという。そして…。
岸田総理：「旧朝鮮半島出身労働者問題については、外交当局間での協議が加速していることを踏まえて、懸案の早期解決を図ることで改めて一致をした、こうした会談内容でありました」
（「大下容子ワイド！スクランブル」2022年11月14日放送分より）
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