「敵に実践的軍事措置で対応」北朝鮮　米韓合同訓練に対抗し弾道ミサイル80発以上発射と発表｜TBS NEWS DIG

「敵に実践的軍事措置で対応」北朝鮮　米韓合同訓練に対抗し弾道ミサイル80発以上発射と発表｜TBS NEWS DIG

先週、ミサイル発射を連続して行った北朝鮮。一連の発射について、アメリカと韓国の空軍による合同訓練に対抗した軍事作戦だったと発表しました。

朝鮮中央テレビ
「敵のあらゆる反朝鮮戦争演習に、持続的で断固たる圧倒的な実践的軍事措置で対応していくことを改めて宣明する」

先週相次いだ北朝鮮によるミサイル発射。北朝鮮メディアはきょう、朝鮮人民軍総参謀部の発表として米韓空軍が今月5日まで実施した大規模合同訓練に対抗し、2日から5日まで軍事作戦を断行。弾道ミサイルなど80発以上を発射したと明らかにしました。

Jアラートが発出され、ICBM=大陸間弾道ミサイルの可能性も指摘される発射があった3日については、「弾頭の動作の信頼性検証のため、弾道ミサイル試射を行った」としたうえで、超大型ロケット砲と戦術弾道ミサイル5発などを発射したとしています。

一方、韓国国防省は北朝鮮が2日に発射し、海上での南北の境界線にあたるNLL=北方限界線付近を越えて、日本海に落下した短距離弾道ミサイルの残骸とみられるものを回収したと発表。現在、詳細を分析中としていて、北朝鮮の兵器開発についての情報が得られるのか注目されます。

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