【納骨堂”閉鎖”】代表いまだ行方知れず 「遺骨を返して」遺族は…
北海道札幌市の納骨堂が事実上の経営破綻に陥り閉鎖に追い込まれている問題で、宗教法人の代表の行方が分からない状況が続いています。
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閉ざされたままの納骨堂。憤りをあらわにするのは、遺骨を引き取りに来た佐々木茂(仮名)さんです。
佐々木茂さん(仮名)
「やはりだめかと、当面はこの状態が続くのではないかと。この怒りはどこにぶつけたらいいのかという感じ」
約1000体の遺骨が納められていた北海道札幌市の御霊堂元町は、事実上の経営破綻に陥り、閉鎖に追い込まれました。
宗教法人の代表(先月17日)
「市の方からは、お骨は必ず皆様にお渡しするようにと」
宗教法人の代表は、遺骨を置き去りにしたまま行方をくらましたのです。
佐々木さんは6年前、両親や先祖、合わせて6体分の遺骨を御霊堂に納めました。
佐々木茂さん(仮名)
「とにかくご先祖さまに申し訳ない。なんで、宗教法人が遺骨を無視するようなことをしているのかと」
佐々木さんは4日朝、札幌の東警察署を訪れ、被害届を提出しました。この警察署にはこれまでに、十数件の相談が寄せられているということです。
佐々木茂さん(仮名)
「とりあえず、はやく遺骨を家に返してもらいたい」
宗教法人の代表は、「今月13日に報告会を開く」と話し、姿を消しました。遺骨の引き取りを待つ利用者は、不安を募らせています。(2022年11月4日放送「news every.」より)
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