「難しい状況のこの国を統治」ブラジル大統領選で左派のルラ氏が勝利 2010年以来の大統領就任へ 国営石油会社めぐる汚職問題で裁判中｜TBS NEWS DIG
ブラジルで大統領選挙の決選投票が行われ、左派で元大統領のルラ氏が接戦を制し、勝利しました。
ブラジル ルラ元大統領
「難しい状況のこの国を統治するため、私はここにいる。私は、国民を助けるための信念を持っている」
30日に行われたブラジル大統領選挙の決選投票で、元大統領で左派のルラ氏が、現職で右派のボルソナロ氏に勝利したと選挙管理当局が発表しました。
ルラ氏は、2003年から2010年まで二期にわたり務めて以来の大統領復帰となり、来年1月1日に就任します。
現在、ルラ氏は国営石油会社をめぐる汚職問題で裁判中ですが、大統領だった際に行った貧困対策や福祉政策をアピールし、選挙序盤から優位に立っていました。
一方、現地メディアによりますとボルソナロ氏は、選挙前、負ければ政界を引退する意向を示していたということです。
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