【新供述】「遺体を処分してほしいと…」 2人で食事も 女子大学生の死体遺棄事件(2022年10月14日)
札幌市で起きた遺体遺棄事件で逮捕された53歳の男の新たな供述です。亡くなった女子大学生から「遺体を処分してほしいと言われた」と話しているということです。
14日、執り行われた告別式。瀬川結菜さんの親族らが別れを告げました。
死体を遺棄した疑いで逮捕された小野勇容疑者。新たな供述が分かりました。
小野容疑者の供述から：「瀬川さんから殺してほしいと依頼され、アパートで首を絞めて殺害した。遺体を処分してほしいとも言われた。自殺志願者とSNSでやりとりしていた」
司法解剖の結果、瀬川さんの死因は首を絞められたことによる窒息死と判明しています。
以前小野容疑者の近くに住んでいた：「温厚な人。最初3人で暮らしていたけど、奥さんと娘さんは理由があって出て行った」「（Q.ケンカとかは？）全然そんなことない。私の中では悪い人には見えない」
2人の足取りも、徐々に分かってきました。
瀬川さん：「友達と『手稲』で待ち合わせをしている」
今月3日、家族にそう告げ、小樽市内の自宅を出た瀬川さん。JR小樽駅から手稲駅に向かいました。午前10時から11時ごろ、JR手稲駅近くを、レンタカーで移動する2人の姿が確認されています。さらに…。
駅で確認されてからおよそ1時間後、2人は自宅近くの飲食店で食事。さらにその付近のスーパーで買い物をしていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
そして今月8日、瀬川さんの遺体が発見されました。警察は小野容疑者の供述について慎重に裏付けを進めています。
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