給食配送業務めぐる収賄 『どのような趣旨か分からなかった』市議は起訴内容一部否認（2022年10月14日）
東大阪市の給食配送業務をめぐり収賄の罪に問われている東大阪市議は、初公判で起訴内容を一部否認しました。
起訴状などによりますと、東大阪市議の樽本丞史被告（５４）は市の学校給食の運送業者を決めるため去年１２月に行われた入札で、運送会社の元会長・杉原幸太郎被告（８９）に公表されていない予算額を教え、見返りに現金１００万円を受け取った罪に問われています。
１０月１４日に行われた初公判で樽本被告は「１００万円の授受は認めるが、どのような趣旨で渡されたのかは分からなかった」と、起訴内容を一部否認しました。
一方、検察側は冒頭陳述で「１００万円は樽本被告が予算額をいち早く教えてくれたことへの見返りだった」などと指摘しました。
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