江戸川で子どもとみられる遺体を発見 千葉・松戸市の行方不明女児と似た服装…関連は｜TBS NEWS DIG
行方不明の女児との関連はあるのでしょうか。4日午後、千葉県と東京都の間を流れる江戸川で子どもとみられる遺体が見つかりました。警察によりますと、遺体は背格好から子どもとみられ、死後数日が経過しているといいます。上流の松戸市では先月23日から小学1年生の南朝芽さんの行方が分からなくなっています。
江戸川の土手の周辺には、消防車や救急車、警察車両などが集結。川から少し離れたところにブルーシートが敷かれ、周辺には大勢の警察官や鑑識官が集まっていました。
警察などによりますと、午後0時半すぎ、サイクリング中の男性から110番通報がありました。
通報した男性
「川に人が浮いている。風で上流に流されている」
警察官が駆け付けたところ、千葉県市川市の江戸川で年齢不詳の女性の遺体を発見しました。女性は裸足の状態で、死後数日以上経過しているとみられます。
遺体が見つかった上流では、松戸市の小学1年生・南朝芽さん（7）が、先月23日から行方がわからなくなっていて、捜査関係者によりますと、遺体は背格好などから子どもとみられるということです。
また、遺体が身につけていた衣服は、当時、朝芽さんが着ていた服装とよく似た半袖・半ズボン姿だったということです。遺体発見場所の近くに住む人は…。
遺体発見現場近くの住民
「土日の朝とかならいっぱい人は通ると思うが、日中はそんなに、平日はパラパラという感じ」
朝芽さんの家族やボランティアは、行方が分からなくなった直後からビラを配り情報提供を呼びかけています。
朝芽さんの父親は今月に入り、コメントを発表しています。
朝芽さんの父親のコメント（今月2日）
「毎日無我夢中でさやを探しています。たださやを抱きしめて『もう大丈夫だよ』と言わせてください。私達は待っています」
これまでの捜索で、松戸市に隣接する流山市の公園で朝芽さんが乗っていたキックボードが見つかったほか、公園からおよそ300メートル離れた江戸川の河川敷で靴と靴下、さらにおよそ1キロ下流にある取水口で帽子が見つかっています。
今回、遺体が見つかった場所は、靴と靴下が見つかった場所からおよそ14キロ下流にあたり、警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに朝芽さんとの関連を調べています。
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