「自分を見失っていた」教諭 女子生徒に平手打ちし顎が外れ全治1か月の大けが 「ベンチに入るな」と暴言、5時間の説教も 兵庫・姫路|TBS NEWS DIG
兵庫県姫路市の私立高校で、ソフトボール部の顧問が女子生徒に平手打ちをし、顎が外れる大けがをさせていた事が分かり、学校が会見を開きました。
姫路女学院高校 摺河祐彦校長
「誠に申し訳ございません」
兵庫県姫路市の「姫路女学院高校」によりますと、ソフトボール部顧問の男性教諭(41)は、先月24日に行われた地区大会で、1年の女子生徒(16)がユニフォームを忘れてきたことに腹を立て、生徒の頬を平手で1回たたき、「お前なんかいらん」などと言ったということです。
教諭はその後も5時間ほどにわたり「ベンチに入るな」などと暴言を浴びせ、翌日の試合でも、でん部を蹴るなどしました。
生徒は顔をたたかれた衝撃で顎がはずれ、口が開きにくい状態が続いていて、全治1か月の大けがということです。さらに精神的なショックもあり、現在も登校していません。
姫路女学院高校 摺河祐彦校長
「(被害生徒が)まず学校に来てもらえるように、ご家庭と学校が連携を取りながら、しっかりと環境を作ってまいりたい。私自身も日ごろの、当事者になった教諭に対して、監督・指導が行き届いていなかった」
生徒側は近く、警察に被害届を提出するということです。
男性教諭は学校の聞き取りに対し、「自分を見失っていた」と話しているということで、学校側は男性教諭を懲戒処分する方針です。
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