JOC前会長の竹田恒和氏を参考人聴取 高橋治之容疑者が理事になった経緯など聞き取りか 東京五輪汚職事件｜TBS NEWS DIG
東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件に関連して、東京地検特捜部がJOC=日本オリンピック委員会前会長の竹田恒和氏から参考人として任意で事情を聴いたことがわかりました。
大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者（78）は大会スポンサーだった紳士服大手「AOKI」と出版大手「KADOKAWA」からあわせて1億2000万円余りの賄賂を受け取ったとして、特捜部から逮捕・起訴されています。
一連の汚職事件に関連して特捜部はきのうまでに、JOC前会長で大会組織委員会の副会長をつとめた竹田恒和氏から参考人として任意で事情を聴いていたことが関係者への取材でわかりました。
竹田氏は高橋容疑者の大学の後輩にあたり、オリンピック関連の仕事などで長年、交流がありました。
特捜部は竹田氏から高橋容疑者が理事になったいきさつなどついて確認したものとみられます。
竹田氏についてはフランス司法当局が大会招致をめぐる贈賄容疑で捜査に乗り出し、竹田氏は疑惑を否定したものの、2019年にJOC会長を退任していました。
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