【独自】中1自殺…市教委は“黒塗り”で『生徒が学校に相談した内容』を遺族に開示(2022年9月16日)
大阪府泉南市の中学1年の男子生徒が自殺した問題。市の教育委員会は、男子生徒が学校に相談した内容を全て黒塗りして遺族に開示していたことがわかりました。
今年3月、泉南市の中学1年の男子生徒が自ら命を絶ちました。「いじめを受けたと教師に相談したものの対応してくれない」と母親に漏らしていました。
母親は8月、市の教育委員会に対して、男子生徒と学校のやりとりの記録や相談した内容などが記された文書を開示請求。約140ページにわたる文書が開示されましたが、名前や日付以外は全て黒塗りでした。理由について泉南市教育委員会は「今後立ち上がる予定の第三者委員会の調査に影響を与えるため」としています。
(男子生徒の母親)
「(男子生徒は)ずっと自分で闘ってきて、あの子自身もずっといろんなところに訴えて。彼は失望してこういう形になっていると思うんです」
通っていた中学校では、クラスメイトたちにも男子生徒が亡くなったことはいまだに伝えられていません。
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